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プログラム詳細

生業を体験する 森林体感プログラム

森を散策しつつ、「林業」「森林管理」「森林関連ビジネス」について学びながら、実際に釜石の里山整備を体感していただけるプログラムです。

  • 所要時間:3時間

  • 必要なもの:汚れてもよい服をご用意ください。トレッキングシューズなど、山歩きができる靴でお越しください。

  • 定員:5人以上|最大15人まで

  • 会場:釜石の里山

  • オンラインでの実施:不可

  • 対応言語:日本語

プログラム概要

本プログラムでは、森林インストラクターの石塚氏とともに釜石の森林を歩きながら、
非日常を感じていただきつつ、
林業を取り巻くビジネスについても学んでいただけます。

あまり知られていませんが、実は釜石市は、林野面積の総面積のおよそ90%を占める、
「森林のまち」です。
海の水質は沿岸の森林の影響を大きく受けるため、
漁業の盛んな釜石で、林業の果たす役割はとても大きいのですが、
一方で、林業を取り巻く環境は非常に厳しく、後継者の少ない産業のひとつになっています。

その中で、首都圏出身の石塚氏は、釜石の森林に魅せられて移住し、
林業という仕事の面白さや厳しさを感じながら、
森林を活用した様々な事業開発において、試行錯誤をしてきました。

「人と森をつなげる」というコンセプトの下、ツリークライミング、自然観察会などのイベント開催や、
メープルシロップ、クロモジ茶、木工製品の商品化など、森林の付加価値向上に取り組んでいます。

本プログラムでは、実際に釜石の森を歩きながら、様々な取り組みをご紹介させていただくとともに、
仕事の一部を体感し、森林ビジネスの難しさや創意工夫の面白さを知ることができます。

「自然と人との共生を目指す」石塚氏との体験やセッションは、SDGsの実践や環境問題へのヒントに満ちています。

プログラム講師

森林インストラクター、岩手県環境アドバイザー 石塚勇太氏

埼玉県所沢市出身。埼玉大学、岐阜県立森林文化アカデミーを卒業後、2017年から岩手県に移住。盛岡市内の林業関連団体に勤務後、2020年に独立しました。現在は、
県内沿岸部を中心に森林整備事業や、県内各地で森林インストラクターとして、自然観察会の開催を通じて人と森を繋げる活動を行っています。

プログラム詳細

・森林散策

森林を散策しながら、伝統的な林業や、森林管理のための日々の仕事、石塚氏が取り組んでいる「人と森をつなげる」活動など、幅広く「森林」に関わる仕事について知ることができます。もちろん、散策中には森や動植物、キノコに関する豆知識もたくさんお伝えします。

・薪割り&遊歩道づくり体験

希望される方は、林業の仕事の一端を体感いただくこともできます。「森林を整備する」大変さと意義を感じていただける、プログラムです。体を動かすので、「大変だったけど、楽しめた」と言っていただける内容になっています。また、無煙炭火器という器具を使用した炭づくりは、迫力のある火の動きが楽しめます。

・メープル煮詰め体験と試飲

市販されているメープルシロップがどのようにできるかご存じでしょうか?実は製品化されるまでの工程は、非常に手間がかかるものです。この体験では、まずは、木から採れる「メープルシロップ」、それを使用した「メープルコーヒー」や「メープル紅茶」の自然な甘さを体感していただきます。そのあと、じっくり煮詰めた「メープルシロップ」を味わってみてください。

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